13日の日経平均株価は、先物に引っ張られて株価が上昇、円安ドル高がこれに拍車をかけ、前日比61円29銭高の1万5403円11銭と4日ぶりに反発。午後1時39分には、この日の高値となる1万5532円94銭(前日比191円12銭高)を付ける場面があった。その後は、利益確定売りに傾き、終盤に先物にまとまった売り物が出たこともあり、上げ幅を縮小した。東証1部の出来高は35億9893万株、売買代金は3兆7488億円。騰落銘柄数は値上がり495銘柄、値下がり1145銘柄、変わらず132銘柄。なお、日経平均先物・オプション12月物のSQ(特別清算指数)確定値は1万5303円19銭。
13日の東京外国為替市場のドル円相場は、強い米経済指標を受けて米の量的緩和の縮小開始観測が強まる中、日経平均株価の上昇を受けてドルが上伸、5月22日に付けた年初来高値(103円74銭)を更新したが、終盤にかけては小緩んでいる。午後5時現在は1ドル=103円59~61銭と前日比80銭のドル高・円安だった。始まりは、ドル買いが進み、103円50銭台で始まったものの、前半は上値は重く推移した。後半は、日経平均株価が一段高となったことでドル買い・円売りが強まり、103円90銭台まで上昇した。しかし、前日に米株が下落していることから、リスクオンにまではなっていないとして、終盤にはやや売りに傾いているようだ。市場では、17、18日開催の米連邦市場委員会(FOMC)の結果を受けて株価が下落すれば、ドル円にも下押し圧力が強まるとの声が出ているようだ。
今日は株価が上がった割にはトヨタ、三菱重工共に株価は小幅な伸びに止まっている。コマツに至ってはやや値を落として引けているが、米国の株安が影響しているのだろうか。
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