11日の日経平均株価は、円がドルに対して下げ渋ったことから先物にまとまった売りが入るなど下げ幅を拡大し、前日比96円25銭安の1万5515円06銭と続落。終値での1万5600円台割れは6日(1万5299円86銭)以来、3日ぶり。中国・上海総合指数などアジア株安が重しとして意識されたほか、円売り・株価指数先物買いポジションを巻き戻す動きが出たとの見方もあった。売り一巡後は、買い戻しに切り返し、終盤に向けて下げ幅を縮小した。東証1部の出来高は23億4948万株、売買代金は2兆1171億円。騰落銘柄数は値上がり425銘柄、値下がり1209銘柄、変わらず134銘柄。
11日の東京外国為替市場のドル円相場は、調整的な売りが優勢となり夕方にかけて軟調に推移しているようだ。午後5時現在は1ドル=102円48~49銭と前日比76銭のドル安・円高だった。始まりは、米株下落を受けてドル安が進み、102円80銭前後で始まった中盤には輸入企業の買いが優勢となったものの、その後は日経平均株価の下落を眺め102円台後半で上値重く推移。後半は株価の下落幅が拡大するとつれてドル円も弱含み、欧州勢が参加し始める時間帯にはポジション調整などの売りに102円40銭近辺まで軟化する場面もあった。17、18両日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米量的緩和の先行きを見極めるまで、マーケットは動きにくいという。また、ドル円は103円台を上抜ける材料は不足している一方、102円台前半では実需の買い圧力が強いため、当面は狭いレンジでの取引が続くとの見方もあるようだ。
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともにそれなりの下げで引けているようだ。大きく下げていないのがせめてもの救いだろうか。
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