10日の日経平均株価は、もみ合いから下落し、前日比38円90銭安の1万5611円31銭と3営業日ぶりに小反落。このところの株価の上昇からやや買いに二の足を踏む投資家が多かったのだろう。年内は概ねこの程度の株価で終わるのだろう。東証1部の出来高は21億4229万株、売買代金は1兆9513億円。騰落銘柄数は値上がり734銘柄、値下がり865銘柄、変わらず168銘柄。
10日の東京外国為替市場のドル円相場は、終盤にやや買いが強まり、小幅続伸した。午後5時現在は1ドル=103円24~26銭と前日(午後5時、103円05~07銭)比19銭のドル高・円安だった。始まりは、ドルが若干強含んで推移し、103円20銭台で始まった。中盤は輸出企業のドル買い・円売りが進んで、103円40銭近くまで上昇、その後は日経平均株価が小幅下落したことなどから、利益を確定させるためにドルを売って円を買う動きも出やすかった。後半は、中国の11月の鉱工業生産や小売売上高などの指標が発表されたが、市場では材料視されず、こう着状態となった。終盤は、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が海外インフラファンドへ投資するとの一部報道を受けて外債投資が進むとの期待が高まり、再びドルを買って円を売る動きが進んだようだ。
今日のトヨタは小幅な下落、三菱重工も同様に小幅な下落だったが、コマツだけが中国景気を受けてか、小幅な上昇となっている。
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