9日の日経平均株価は、米国雇用統計やドルの上昇などでリスク志向となり大幅続伸し、前週末比350円35銭高の1万5650円21銭と高値引けで取引を終了。後場の前半は動意に乏しかったが、引けにかけて買いが優勢となりジリ高の展開となった。東証1部の出来高は21億1425万株、売買代金は1兆9759億円。騰落銘柄数は値上がり1426銘柄、値下がり235銘柄、変わらず104銘柄だった。
9日の東京外国為替市場のドル円相場は、11月の米雇用統計が市場予想を上回ったことでリスク志向が強まり続伸した。午後5時現在は1ドル=103円05~07銭と前週末比94銭のドル高・円安だった。週明けの相場は改めてドル買いが強まり、103円10銭台で始まった。中盤は輸出企業によるドル売り・円買いが出て一時103円台を割り込み、その後も海外投機筋などの利益確定売りが出やすく、103円を挟んでもみ合いとなった。後半は売り買いが交錯する展開が続いたが、日経平均株価が前日比300円超と上げ幅を拡大するにつれて買いが入り、103円10銭近くまで持ち直した。終盤も下値は底堅く推移している。雇用統計発表後に米国の株価は反発したものの長期金利は低下したため、ドル円の上昇幅は限定的だったと言う。投資家としては米量的緩和の縮小時期を図る上では、インフレ率の動向に注目したいようだ。
今日のトヨタはドルが伸びたせいで大幅高だった。三菱重工はさらに高値で引けている。コマツはちょっと控えめだが、それでもしっかりと値を上げている。
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