6日の日経平均株価は、売り買いが交錯して膠着する中、円が下落すると先物に買いが入って、前日比122円37銭高の1万5299円86銭と3日ぶりに反発。午後2時54分には、この日の高値となる1万5327円37銭(同149円88銭高)まで上昇した。東証1部の出来高は20億5857万株、売買代金は1兆9583億円。騰落銘柄数は値上がり947銘柄、値下がり637銘柄、変わらず180銘柄。
 
6日の東京外国為替市場のドル円相場は、11月の米雇用統計の結果待ちの中、ややドル買いが強まり小幅高となった。午後5時現在は1ドル=102円11~13銭と前日比17銭のドル高・円安だった。前半は米国量的緩和の縮小観測で米株が下落し、ドルが売られ、101円70銭台で始まった。その後、日経平均株価の上昇を眺めて一時102円近辺まで値を上げた。後半は、株高に加えて年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による外貨建て資産購入への期待から緩やかに上昇、終盤は米雇用統計を前に様子見ムードが広がり、102円10銭前後で推移しているようだ。米雇用統計の市場予想は、非農業部門就業者数で前月比18万人増程度が中心、予想を上回ればドル買い、下回れば売りの素直な反応になるのではないか。既にポジションの解消が進んでおり、荒れた値動きにはなりにくいと言う。また、予想より改善した場合でも、米量的緩和の縮小開始が意識され、結果的に株価が軟調になるとドル円の上値は重くなるとの声もあるようだ。
 
 
今日のトヨタは値動きはなし。三菱重工は昨日まで下げた分をやや取り戻して引けている。コマツが最も元気が良く1.8%近く株価を上げている。
 
 
日本ブログ村へ(↓)