第二次世界大戦中に使用された日本の潜水艦が、ハワイのオアフ島沖で発見された。ハワイ大学の研究者らが2日発表した。

今回見つかったのは「潜特型」と呼ばれる伊第400型潜水艦。全長約122メートルで、最大3機の爆撃機を搭載することができる大型潜水艦だ。米海洋大気局(NOAA)によると、魚雷による損傷が一部にみられるという。

この潜水艦は戦争終結後に米軍が押収し、旧ソ連に技術が流出するのを防ぐため沈めた。

 
今年8月に海底約700メートルのところで偶然見つかっていたが、NOAAが米国務省や日本政府の関係者らと発見について精査していたため発表が遅れた。オアフ島沖では2005年にも別の潜水艦が見つかっている。
 
 
追いつめられた日本海軍が起死回生を狙って生み出した海底空母、イ400。ウルシー環礁攻撃と言う目的で最後まで敵機動部隊撃滅を追い求めた日本海軍だが、せいぜい10機程度の攻撃機ではかすり傷さえ負わせることはできなかっただろう。最後はパナマ運河攻撃の途中で終戦となったが、パナマ運河攻撃が成功しても当時の米国にとってはかすり傷にもならなかっただろう。しかし、艦は米国に接収され海底に沈んだが、敗戦色濃い中で超大型航空潜水艦と言う艦種を実現させた技術力は称賛に値するだろう。
 
 
 
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