3日の日経平均株価は、円安基調に値を上げたが、最後は利益確定に押されてそれでも、前日比94円59銭高の1万5749円66銭と3営業日ぶりに反発。終値ベースで11月28日の年初来高値1万5727円12銭を更新し、07年12月12日(1万5932円26銭)以来の高値水準となった。東証1部の出来高は26億8963万株、売買代金は2兆4158億円。騰落銘柄数は値上がり786銘柄、値下がり828銘柄、変わらず150銘柄。
 
3日の東京外国為替市場のドル円相場は、米景気の改善期待などを背景に上昇した。欧州勢参入後も堅調に推移している。午後5時現在は1ドル=103円05~07銭と前日比53銭のドル高・円安だった。始まりは、11月の米ISM製造業指数の大幅改善を受けてドル高が進み、102円90銭台で始まった。中盤、ドル買いが優勢となり、約半年ぶりとなる103円台に乗せた。後半も、堅調を維持。年初来高値を更新した日経平均株価を眺めて一時103円40銭台に迫り、前日の海外市場で付けた高値を更新した。市場では、特段の材料というより、海外投機筋を中心に円を狙い撃ちしようという動きが出ていると言い、期待先行の相場展開になっているとの声がある。
 
 
今日のトヨタは小幅高、ドルが値を伸ばしている割には勢いがない。三菱重工とコマツは小幅安で引けている。年内の株価は概ねこの辺りでもみ合うのだろうか。終盤でご祝儀相場となって1万6千円をつけるかどうか、その辺りが注目だろう。
 
 
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