29日の日経平均株価は、利益確定に押されて冴えなかったが、円の下げ渋りによる先物への売りにとどめを刺され、前日比65円25銭安の1万5661円87銭と反落。午後1時19分には、この日の安値となる1万5507円17銭(前日比219円95銭安)を付ける場面があった。その後は、買い戻しや押し目買いに支えられ、引けにかけて下げ渋りの流れとなった。東証1部の出来高は23億8141万株、売買代金は2兆1536億円。騰落銘柄数は値上がり698銘柄、値下がり880銘柄、変わらず183銘柄。
29日の東京外国為替市場のドル円相場は、欧州経済の回復期待からユーロ買いが進み、ドルも続伸した。その後は売り戻されて小動きとなった。午後5時現在は1ドル=102円21~27銭と前日比04銭のドル高・円安だった。始まりは、欧州経済指標の改善でユーロ買いが強まり、102円30銭前後で始まった。中盤は月末要因で実需の売買が出てもみ合いとなった。後半は、日経平均株価が伸び悩む中、ポジション調整のドル売り・円買いが出たことで水準を切り下げた。終盤は、102円10銭前後で推移しているようだ。市場では、世界的な株安でリスクオフとならない限り円の下値は堅いという。また、週明けには米経済指標など材料が多く、ドル円の年初来高値更新も視野に入るとの意見もあるようだ。
今日のトヨタは小幅安、ドルがはっきりしないといけないのだろうか。三菱重工も同様の小幅安、コマツだけがやや大きく値を落として引けている。
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