28日の日経平均株価は、ドル高と先物への断続的な買いで、前日比277円49銭高の1万5727円12銭と大幅反発。5月22日の終値での年初来高値1万5627円26銭を更新し、07年12月12日に付けた1万5932円26銭以来の高水準となった。東証1部の出来高は22億7616万株。売買代金は1兆9675億円。騰落銘柄数は値上がり998銘柄、値下がり625銘柄、変わらず138銘柄。
 
 
28日の東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価が年初来高値を更新したことなどを背景に投資家のドル買い・円売り姿勢が強まって続伸した。午後5時現在は1ドル=102円17~18銭と前日比50銭のドル高・円安だった。始まりは、米経済指標を好感してドルが上昇し、102円20銭前後で始まった。東京市場で1ドル=102円台を付けるのは5月29日以来約6カ月ぶり。中盤は、月末要因で実需筋の売りが出て102円を下回る場面もあったが、買い戻しも入りその後は102円10銭前後で推移した。後半は株価が大幅上昇し、2007年12月以来約6年ぶりの高値を付けてリスクオンムードが強まった。ただ、米国市場が感謝祭で休場であることなどから市場の動きが少なかったことに加え、このところの急速な上昇に警戒感も出たことから、利益確定目的の売りも出やすかった。終盤も上値を追う動きは限定的で、102円台前半を推移しているようだ。市場では、このところの株価急騰は米量的金融緩和の縮小観測に振り回された5月の相場を想起させるため、調整も入りやすいという。また、外債投資を控えた機関投資家がドル買いに動いたようだと言う声もあった。
 
 
 
ドルが上昇するとやはりトヨタは強い。大きく値を上げて引けている。三菱重工も大幅に値を上げているが、コマツだけが値を落として終わっている。
 
 
 
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