25日の日経平均株価は、米株高とドル高に押されて3日続伸となり、前週末比237円41銭高の1万5619円13銭と高値引けで取引を終了。5月22日に付けた終値ベースでの年初来高値1万5627円26銭にあと8円強に迫った。ドル高で電機や自動車などの輸出関連株を中心に買い気が強まった。東証1部の出来高は25億3156万株、売買代金は2兆2569億円だった。騰落銘柄数は値上がり1209銘柄、値下がり427銘柄、変わらず125銘柄だった。
 
25日の東京外国為替市場のドル円相場は、株価の上昇を受けたリスク選好ムードから買いが優勢となり続伸した。午後5時現在は1ドル=101円74~76銭と前週末比76銭のドル高・円安だった。始まりは、ドル高が進み、101円20銭台で始まった。その後ドルが弱含んだものの、午前中は日経平均株価が上げ幅を拡大するにつれて急騰し、一時101円80銭台近辺に迫った。後半は、黒田東彦日銀総裁の講演が注目された。黒田総裁は日本経済について「2%の物価目標実現に向けた道筋を順調にたどっている」とした上で、上下双方向のリスクに応じ、必要な調整を行うなどと述べた。このため、一部では円売り材料とされ、102円台をうかがう展開となった。ただ、102円にかけてはオプションでドル売りも入りやすいとして、欧州勢が参加し始める時間帯は101円台後半を推移しているようだ。市場では、1ドル=103円台の可能性もあると見られる一方で、ドル円の上昇はやや過熱気味。今後は調整も入りやすいとの声もあるようだ。
 
 
さすが輸出企業の雄、トヨタはドルが上げて大幅高だったようだ。三菱重工とコマツは騒音計も内容で小幅な上昇に止まっている。
 
 
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