22日の日経平均株価は、円安が一服したことから利益確定売りに押され、上値が重くなり、前日比16円12銭高の1万5381円72銭と小幅続伸だった。終盤、プラス圏に切り返したが、戻りは限定され、前日終値近辺で推移した。上昇ピッチの速さに対する警戒感や、週末要因からポジション整理の流れとなった。東証1部の出来高は30億3889万株、売買代金は2兆9022億円。騰落銘柄数は値上がり580銘柄、値下がり1021銘柄、変わらず160銘柄。
22日の東京外国為替市場のドル円相場は、海外の動きを引き継いでドルが上昇して始まった後、利益確定売りに押されて伸び悩んだ。午後5時現在は1ドル=100円98銭~101円00銭と前日比26銭のドル高・円安だった。始まりは、米週間新規失業保険申請件数などの改善を受けてドル高が進み、101円30銭前後で始まった。中盤は、輸出企業のドル売りが優勢となったが、午前中は上昇基調の日経平均株価を眺めて総じて堅調に推移した。後半は、株価が急速に上げ幅を縮小させたことからドル円も連れ安となって101円前後まで下落。利益確定売りで上値が重くなる中、一時100円90銭台まで値を下げた。終盤も101円ちょうどを挟んでもみ合った。市場では、内外の株高が市場のリスク選好ムードを後押ししたとして、当面は株価に連動しやすい展開になるとみられている。
今日のトヨタは昨日の大幅高の中、落とした分を補って高値を呼んでいるようだ。三菱重工とコマツは小幅ながら値をとして引けているのは利益確定に押されたせいだろうか。
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