21日の日経平均株価は、前場で大幅高となった株価もアジア株の軟調で利益確定にやや値を落としたが、それでも前日比289円52銭高の1万5365円60銭と大幅反発した。終値ベースでの1万5300円台は5月22日以来、約半年ぶりの高水準。その後、決算発表一巡や為替相場の小動き推移による材料不足感もあり、前場終値を小幅に下回る水準でもみ合いた続いた。中盤以降に流れが一変。株価指数先物に断続的な買いが入って再び強調展開となり、引けにかけて上げ足を強めた。なお、日経平均株価を東証株価指数(TOPIX)で割ったNT倍率は12.32倍となり、2000年4月以来の高水準となった。東証1部の出来高は25億2099万株。売買代金は2兆3466億円。騰落銘柄数は値上がり1198銘柄、値下がり419銘柄、変わらず142銘柄。
21日の東京外国為替市場のドル円相場は、国内株高などを眺めて買い安心感が広がり、7月以来約4カ月ぶりのドル高水準まで上昇した。午後5時現在は100円72~73銭と前日比77銭のドル高・円安だった。始まりは、米国量的緩和の早期縮小観測を受けて動意付き、100円20銭台で始まった後、中盤には買い優勢となり100円台半ばに上昇。後半も日経平均株価の上げ幅拡大につれ高し、100円80銭近辺まで値を上げた。米の早期緩和縮小観測が株売り要因とみなされなかったことから、ドル買いムードが広がったようで、終盤も堅調に推移しているようだ。
今日のトヨタはドルが上げたにもかかわらず小幅な続落だった。良い値になっていることから利益確定だろうか。三菱重工は大幅な上昇、コマツもしっかりで引けている。
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