20日の日経平均株価は、押し合いから利益確定売りへと流れ込んで、前日比50円48銭安の1万5076円08銭と3日続落だった。全般は、手掛かり材料難に加え、現地20日のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨や、あすまで開催の日銀金融政策決定会合を控え、様子見気分が尾を引いた。東証1部の出来高は21億7821万株、売買代金は1兆7657億円。騰落銘柄数は値上がり805銘柄、値下がり791銘柄、変わらず163銘柄。
20日の東京外国為替市場のドル円相場は、ドルが買われた海外市場の動きを受けて上昇して始まったが、日中は伸び悩んだ。午後は模様眺め気分が広がった。午後5時現在は1ドル=99円95~100円06銭と前日比13銭のドル高・円安だった。始まりは、米金利上昇などを背景にドル高が進み、100円10銭台で始まった。10月の貿易赤字の拡大も一時ドル買いを促した。その後は日経平均株価の下落を眺めて売り優勢となり、午前中に99円90銭台まで下落した。後半は、買い戻しが入って再び100円台に乗せたが、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用方針見直しに向けた最終報告を控えて徐々に様子見ムードが強まった。終盤は、100円ちょうど付近で推移している。市場では、米国で量的緩和が長期化するとの見方を背景に株価の堅調が続いている間は、ドル円は底堅く推移するという。
今日のトヨタは小幅な下げ、三菱重工は変わらず、コマツは小幅な上げだった。この辺りはドルへの関連の深さだろうか。
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