15日の日経平均株価は、先物への大口の買いやドル高が追い風となって連日の大幅続伸で、前日比289円51銭高の1万5165円92銭と大幅な伸びだった。終値での1万5100円台は5月22日(1万5627円26銭)以来、ほぼ半年ぶりの高値水準となる。一時は売買交錯にもみ合い商状が続いたが、終盤に先物買いを交えて一段高となり、午後2時44分には、この日の高値となる1万5203円11銭(同326円70銭高)まで上げ幅を広げた。引けにかけてやや伸び悩んだが、高値圏を維持した。東証1部の出来高は32億791万株、売買代金は2兆8833億円。騰落銘柄数は値上がり1375銘柄、値下がり294銘柄、変わらず89銘柄。
15日の東京外国為替市場のドル円相場は、内外株価の上昇を背景に投資家のリスク回避ムードが後退して上昇したが、株高が一服した午後は伸び悩んだ。午後5時現在は1ドル=100円18~22銭と前日比44銭のドル高・円安だった。始まりは、米量的緩和の縮小先送り観測に伴う米株高を受けてドル高が進み、100円20銭前後で始まり、堅調な日経平均株価を眺めて一時100円30銭台まで値を上げた。後半は、上げ幅を縮小した日経平均に足並みをそろえるようにドル高基調も一服。実需筋のドル売り・円買いに上値を抑えられる展開となり、1ドル=100円を割り込む場面も見られたが、終盤には100円10銭台まで戻している。イエレンFRB副議長の公聴会を受け、米緩和の長期化観測を好感した米株上昇がドル高につながったという。ただ、一段のドル買い材料には乏しく、今後も米緩和縮小の時期を探る展開が続くとの見方もあるようだ。
今日のトヨタはしっかりと続伸、ドルが上げるとさすがに強いようだ。三菱重工もしっかりで頼もしい。コマツだけが小幅な下落で終わったようだ。
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