三菱重工業とトルコ政府が同国軍の戦車用エンジンの共同開発に向け交渉を進めていることが12日分かった。三菱重は現地にトルコ企業との合弁会社を設立する意向。トルコとの関係強化に取り組む政府も後押しする方針で、武器輸出三原則に抵触しないかを判断した上で、第三国への移転禁止などを盛り込んだ協定をトルコとの間で締結する。
小野寺五典防衛相は同日の記者会見で、トルコと三菱重の共同開発について「日本とトルコの関係の中で議論する一つの課題だ」と述べた。日本とトルコは、今年5月に安倍晋三首相が訪問した際に発表した共同宣言で防衛協力の強化をうたっており、エンジン開発はトルコ政府が日本側に持ちかけた。
日本での戦車生産はもう絶望的なので外国と共同開発してその技術を継承していくのか。戦車のパワーパックを国産出来る国は世界にも数か国しかない。陸上自衛隊の戦車削減で厳しい環境だが、技術はしっかりと継承して欲しいものだ。
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