11日の日経平均株価は、ドルに振られたようで、ドル高傾向で、前週末比183円04銭高の1万4269円84銭と反発して取引を終了。朝方には217円49銭高の1万4304円29銭を付ける場面もみられた。東証1部の出来高は21億9833万株、売買代金は1兆7175億円だった。騰落銘柄数は値上がり908銘柄、値下がり715銘柄、変わらず134銘柄だった。
11日の東京外国為替市場のドル円相場は、好調な米指標を背景に上昇して始まったが、日中は利食い売りに押されて伸び悩んだ。欧州勢参入後は模様眺めムードが広がった。午後5時現在は1ドル=98円96銭~99円00銭と前週末比80銭のドル高・円安だった。始まりは、10月の米雇用統計の改善を受けてドル高が進み、99円20銭前後で始まった。中盤は、輸出企業を中心に売り優勢の展開。その後も利益確定目的の売りに押され、午前中に98円90銭台まで値を下げた。後半は、米市場が退役軍人の日で休場となることから、様子見姿勢が強まった。終盤も上値は重く、98円90銭台で軟調に推移しているようだ。市場では、米雇用統計を受けて米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和縮小を12月に早めるとの見方も出ているが、時期尚早だと言う見方もあるようだ。また、輸出企業の売り意欲は強い。年末にかけて決済需要が膨らむ可能性もあるとの声もある。
ドルが上向くとさすがに強いトヨタはしっかりと値を上げている。三菱重工はどうしたことか下落で引けている。コマツもそれなりに値を上げて引けているが今日はそれなりに値を上げるのが自然だろう。
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