政府は、来年度政府予算案で防衛予算を今年度より増やす方向で調整に入った。防衛予算は昨年度まで10年連続で減少していたが、防衛力強化をめざす安倍政権になって、2年連続で増えることになる。

今年度の防衛予算は4兆7538億円で、前年度から0・8%増やした。防衛省は来年度、さらに2・9%増の総額4兆8928億円の予算を要求している。占領された島を奪還する作戦を念頭に置いて水陸両用車を増やしたり、海上自衛隊の輸送艦を改修したりする予算などだ。財務省は、節約を求めつつ、防衛上必要な予算は認める方向で、増額の見通しになった。

政権が12月中にまとめる「防衛大綱」と「中期防衛力整備計画(中期防)」でも、新型輸送機オスプレイの導入など防衛力強化を打ち出す見通しだ。
 
 
安倍内閣は防衛力の強化についていろいろと言っているが、どうも概ねこれらは認められそうだ。島嶼防衛などいろいろと足りないところがあったので当然と言えば当然だが、一朝ことあれば一戦も辞さないと言うことだろうか。国家にも分からず屋や傲慢なのが多いのでこれに備えることは大事なことだろうが、戦えば勝っても負けても当然のこと死傷者が出る。そして後に残るのは破壊と永く消えない憎悪の連鎖だけだ。軍備は存在することを以って戦いを抑止し、実際に戦わないことがその本領だと思うのだが、・・・。それだけは忘れないで欲しい。
 
 
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