8日の日経平均株価は、円相場が強含んだことで先物が売られ、押し目買いや買い戻しも届かず、前日比141円64銭安の1万4086円80銭と続落。終値での1万4100円台割れは10月25日(1万4088円19銭)以来、2週間ぶりとなる。この日算出された日経平均ミニ先物・オプション11月物のSQ(特別清算指数)確定値1万4013円07銭は上回った。週末要因や、今晩の米10月雇用統計の発表を前に、手控え気分が尾を引いた。東証1部の出来高は22億3295万株。売買代金は1兆7687億円。騰落銘柄数は値上がり457銘柄、値下がり1205銘柄、変わらず94銘柄。
 
8日の東京外国為替市場のドル円相場は、10月の米雇用統計の発表を控えて動意に乏しく、日中は小動きとなった。午後5時現在は1ドル=98円16~17銭と前日比51銭のドル安・円高だった。ドルは米雇用統計などイベント待ちで総じて上値は重く98円20銭前後の狭い範囲での値動きが続いた。後半も、やや弱含み。米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がフランスの格付けを引き下げるとユーロが急落したが、ドル円への影響は限定的だった。終盤も動きは鈍かったようだ。米雇用統計の市場予想は、非農業部門就業者数が前月比12万~13万人増程度。15万人増を上回ればサプライズ。一時的にドルが買われる可能性があるとの声が聞かれる。
 
 
ドルが勢いがないとやはり弱いトヨタは値を落としたようだ。三菱重工も冴えない。コマツは小幅だが、2千円ラインを守れるだろうか。
 
 
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