6日の日経平均株価は、円が安値傾向に振れたことから先物へ連続して買いが入り、前日比111円94銭高の1万4337円31銭と続伸。午後零時37分には、この日の高値となる1万4407円69銭(前日比182円32銭高)まで上昇した。市場では、トヨタが14年3月期の連結営業利益見通しを上方修正する方針とのNHKニュースを受け、海外投機筋の株価指数先物買い・円売りの動きが強まったようだ。その後、上げ幅を縮めたが、根強い買いに支えられ、1万4300円台半ばを中心にもみ合いが続いた。東証1部の出来高は25億8214万株。売買代金は1兆9044億円。騰落銘柄数は値上がり1256銘柄、値下がり402銘柄、変わらず99銘柄。
 
6日の東京外国為替市場のドル円相場は、トヨタ好決算を受けた株高を背景にドルが上昇した。午後5時現在は1ドル=98円56~57銭と前日比34銭のドル高・円安となった。始まりは、買い一巡後にドルが伸び悩み、98円40銭台で始まった。中盤は株価につられて小幅に強含んだものの、その後は弱含みとなり、98円40銭台で推移した。正午前後には、トヨタの業績上振れ見通しが報道されたことから日経平均株価が上昇。ドル円も買い戻されて一時98円70銭台を付けた。ただ、10月の米雇用統計や13年7~9月期米国内総生産(GDP)の発表を今週末に控えていることから、上値は重く98円台半ばまで次第に水準を切り下げた。市場では、トヨタの好業績でリスク警戒感が和らいで円売りムードとなった。ユーロ円でもポジション調整の円売りが入ったようだ。また、10月の米雇用統計の内容が市場予想を上回れば、ドル円の力強い上昇が期待できるという。
 
 
好決算のトヨタは控えめな上昇、今後が楽しみだ。三菱重工とコマツもしっかりでなかなか好調のようだ。三菱重工は早くMRJを世に出さないといけない。
 
 
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