防衛省は29日、沖縄県・与那国島などの接続水域内を航行する中国海軍のフリゲート艦2隻を確認したと発表した。領海には侵入しなかった。この海域で中国艦の活動が確認されるのは4回目で、太平洋で訓練をした帰りとみられる。
同省統合幕僚監部によると、29日午前5時頃、海上自衛隊の護衛艦が、領海の外側約22キロにあたる同県・仲ノ神島の接続水域に、2隻が侵入したのを確認した。太平洋から東シナ海方向へ艦艇は北上を続け、同9時頃、与那国島の接続水域を出た。
2隻は今月24日朝にも、沖縄本島と宮古島間の海域を通過していた。小野寺防衛相は29日、「大変異例なことだと思っている。しっかり早期警戒を行い、我が国に影響がないよう対応する」と語った。
尖閣諸島だけではなく与那国島に来るというのはやはり安倍政権の強硬な発言に対する威嚇だろう。しかし、いくら中国様でも与那国島の領海には入れないだろう。それにしても中国は琉球・先島諸島は自国の領土と思っているのだろう。これからもこうしたせめぎ合いは長く続きそうだ。
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