今年5月、試験飛行中にジェットエンジンが止まり、5カ月間にわたって飛行を停止していた海上自衛隊の次期哨戒機P1の量産機が23日午前、厚木基地(大和、綾瀬市)で飛行を再開した。

同日午前11時20分ごろ、量産機1機が厚木基地から北に向け離陸。海自の広報担当者は「異常なく飛行を終了した。今後も安全確保に万全を期したい」と述べた。2015年度の本格配備まで試験運用が続けられる。

市民団体「厚木基地爆音防止期成同盟」の大波修二委員長(67)=大和市議=は「P1はエンジン停止だけでなく、試験機の機体にひびが入るなどトラブルが相次いでいる。本当に安全が確保されているのか」と話した。

防衛省によると、エンジン停止は、試作機からエンジンの設計を一部変更した際、制御するソフトウエアを量産機に対応させていなかったことが原因。厚木基地に配備された2機はソフトウエアを改修し、地上試験で安全を確認している。
 
 
自衛隊の最重要機種だったP1だが、5か月も飛行を停止していたようだ。大きなトラブルではなかったようで運用試験にも影響がないとのことなので一安心だ。早く実戦配備となって好き勝手やり放題のどこぞの国ににらみを利かせて欲しいところだが、問題は予算と数だろう。
 
 
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