英国のヘイグ外相は17日、日本が集団的自衛権の行使容認を検討していることについて、韓国や中国など周辺国が懸念を持つことに対し、理解するという意向を明らかにした。
韓国を訪問中のヘイグ外相はこの日、聯合ニュースとのインタビューで、日本の集団的自衛権をめぐる動きに対する周辺国の懸念を理解しているかという質問に「欧州でわれわれ自らが体験してきたすべての紛争の歴史を考えれば、私たちはそれ(懸念)を常に理解する。国家間でのとても難しい問題であることも理解している」と話した。
一方でヘイグ外相は同問題について、「(アジア太平洋)地域において特に自由民主主義国家が国際問題でこれからもさらに大きい役割を遂行するのは大変重要だ」として、事実上支持する意向を明らかにした。
ヘイグ外相は「英国は韓国が経済成長と共にそのような役割を遂行することを希望する」としながら「日本も世界平和と安全保障に対する役割を推進できることが重要だ」と指摘。「今後アジア太平洋地域の集団安保の側面で日本と韓国がより大きい役割をすることを望む」と強調した。
日本メディアによればヘイグ外相は16日、日本で行われた岸田文雄外相との会談で日本の積極的平和主義を支持するという意向を明らかにしている。
これは一般的な意味で言ったことで特に日本の方針に異を唱えるということではないだろう。むしろ日本が積極的に地域の安全保障に参画することを期待しているという意味だろう。ただ、韓国と日本が角を突き合わせていることには懸念を示しているのかも知れない。
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