15日の日経平均株価は、買いが先行して値を上げたもののその後は利益確定に押され、上げ幅を縮小、前週末比36円80銭高の1万4441円54銭と5日続伸もやや鈍かった。新規の手掛かり材料に乏しく、直近連騰で戻り売り警戒感もあり、終盤は手控え気分に小高い水準で推移した。東証1部の出来高は20億548万株。売買代金は1兆6203億円。騰落銘柄数は値上がり692銘柄、値下がり923銘柄、変わらず136銘柄。
15日の東京外国為替市場のドル円相場は、米財政問題をめぐる与野党協議の進展期待から朝方は上昇したが、その後は伸び悩んだ。午後5時現在は1ドル=98円40~41銭と連休前11日比12銭のドル高・円安だった。始まりは、米財政問題が解決に向かうとの期待感からドル買い・円売りが優勢となって98円60銭台で始まったが、株高が一服するにつれて投資家のリスク回避姿勢が徐々に強まり、上値が重い展開が続いた。輸出企業や短期の投機筋には利益確定目的の売りも出やすかった。安倍晋三首相の所信表明演説も行われたが、成長戦略や経済対策への目新しい発言がなかったことから上値を押し上げる材料とはならなかった。終盤は98円40銭前後で推移したようだ。
今日のトヨタは小幅な下げ、利益確定が影響したのだろうか。三菱重工とコマツは小幅に上げた。今日の株価のように微妙なところだろう。
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