11日の日経平均株価は、円安傾向やアジア株の全面高などに後押しされて買いが先行し、前日比210円03銭高の1万4404円74銭と4日続伸。終値での1万4400円台は今月1日(1万4484円72銭)以来、8営業日ぶり。円相場がやや下げ渋ったこともあり、先物売りにやや伸び悩む場面があったが、引けにかけて切り返し、きょう算出された日経平均ミニ先物・オプション10月物のSQ(特別清算指数)確定値1万4349円65銭を上回った。東証1部の出来高は24億7727万株。売買代金は2兆2708億円。騰落銘柄数は値上がり1547銘柄、値下がり162銘柄、変わらず43銘柄。
11日の東京外国為替市場のドル円相場は、米財政問題決着への期待から上昇して始まった。午後は連休を前に持ち高を調整する動きが進み、伸び悩んだ。午後5時現在は1ドル=98円28~29銭と前日比59銭のドル高・円安だった。始まりは、米国の財政協議が進展するとの期待感からドル高が進んだことで、98円20銭台で始まった。前半は、日経平均株価の上昇を眺めて98円50銭台まで値を上げた。後半は、株高一服を背景にドル円も徐々に上値が重くなり、3連休を控えた持ち高調整の売りがみられた。終盤も動意に乏しく、98円30銭前後で推移しているようだ。米債務上限引き上げをめぐり、オバマ米大統領は共和党と協議、妥結には至らなかったものの、今後も協議は継続される見通し。米国では、早ければ14日にも決着するとの見方が出てきているという。ただ、国内投資家の間では先行きに対する警戒感は残っており、連休前に取引を手じまう動きもあるという見方もあるようだ。
ドルは高値になるとトヨタは元気が良いが、昨日大きく上げたので利益確定もあったのだろうか、しっかりだがほどほどのようだ。三菱重工は大きく値を伸ばし、コマツもそこそこと言うレベルだった。
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