10日の日経平均株価は、伸びが鈍かった前場から円安や先物への買いで値を上げた相場は、前日比156円87銭高の1万4194円71銭と3日続伸。ほぼ高値引けとなった。午後2時過ぎに急速に伸び悩む場面もみられたが、その後、引けにかけて再び強調展開となり、大引け間際には同162円47銭高の1万4200円31銭を付けた。東証1部の出来高は22億5097万株。売買代金は1兆7929億円。騰落銘柄数は値上がり1115銘柄、値下がり496銘柄、変わらず141銘柄。
10日の東京外国為替市場のドル円相場は、実需筋の買いが先行して始まった後、欧州勢参入後は米財政問題が重しとなり、伸び悩んだ。午後5時現在は1ドル=97円69~71銭と前日比37銭のドル高・円安だった。始まりは、米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長にイエレン副議長が指名された安心感からドル高が進み、97円50銭前後で始まった。中盤、輸入企業のドル買いが優勢。その後は日経平均株価の上昇を映し、ドル円も午前中に97円70銭台まで値を上げた。後半は、リスク回避ムードが後退する中でドル円は堅調に推移したが、終盤は、米財政問題の先行き不透明感から上値が重くなり、97円70銭前後で推移しているようだ。市場では、前日発表された9月の米連邦公開市場委員会議事要旨が年内の量的緩和縮小開始を示唆する内容だったと受け止められたこともドル買い材料となった。ただ、米財政協議をめぐるリスクは変わっておらず、通過するまでは利益確定の動きに限定されるとの声もあるようだ。
今日のトヨタは大幅高、やはりドルが伸びると書いても安心感があるようだ。三菱重工とコマツは小幅な上昇だが、小幅でも上げることは良いことだろう。
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