小野寺防衛相は4日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、自衛隊と米軍の役割を定めた日米防衛協力の指針(ガイドライン)の改定の狙いについて、「前のガイドラインから16年がたち、中国は質的にも量的にも強い軍事の力を持つようになった」と述べた。沖縄県・尖閣諸島などへの領海侵入を繰り返す中国への対応が見直しの焦点になるとの考えを示したものだ。

3日に開かれた日米安全保障協議委員会(2プラス2)で合意した共同文書で、中国について軍近代化の透明性向上などを促す文言を盛り込んだことについては、「米側は今回、かなり踏み込んでくれた」と対応を評価した。
 
 
米国も今となっては単独で中国を抑え込むのはなかなかしんどいだろう。日本も尖閣諸島を巡って単独で中国と張り合うのはしんどい。双方の利益が一致したというべきだろう。米国主導、日本追従で微妙にすれ違っていた日米の利益が一致するというのは戦後初めてのことだろう。しかし、この先まだまだ予断は許さない。日本も気合を入れて強かでしなやかな思考で交渉していくべきだろう。
 
 
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