30日の日経平均株価は、為替がドル安に振れたことで、前週末比304円27銭安の1万4455円80銭と大幅続落して取引を終了した。終値ベースで1万4500円台を割り込むのは、17日の1万4311円67銭以来、2週間ぶり。売り一巡後は、為替相場が落ち着いた動きとなったことや上海株式市場が堅調に推移したこともあり、下げ幅をやや縮小した。東証1部の出来高は27億903万株、売買代金は1兆8942億円だった。騰落銘柄数は値上がり302銘柄、値下がり1376銘柄、変わらず69銘柄だった。
30日の東京外国為替市場のドル円相場は、米国の財政問題や株安などに圧迫され、ドルが下落した。午後5時現在は1ドル=97円87~89銭と前週末比71銭のドル安・円高だった。始まりは、ドル売りが進んだオセアニア市場の流れを引き継ぎ、97円80銭台で始まった。その後日経平均株価の下落とつれ安状態。後半は日経平均株価が下げ幅を縮小したことを受け、一時は1ドル98円台までドルを買い戻す動きも出た。しかし、来年度の米国暫定予算案をめぐって議会の対立が深刻になり、米国の一部政府機関が閉鎖される可能性が高まっていることが懸念され、ドル円の上値は重かった。終盤は、ドル売り・円買いの動きが再び強まり、97円台後半で推移しているようだ。
今日のトヨタはドル安が嫌気されたのか大幅な下落だった。三菱重工も下落幅が大きかったが、コマツだけが比較的小幅な下落に止まっている。
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