27日の日経平均株価は、先物への売りと円が強含んだことから一旦上げた株価が下げに転じ、前日比39円05銭安の1万4760円07銭と反落。午後2時29分には、この日の安値となる1万4699円21銭(前日比99円91銭安)を付け、1万4700円を割り込む場面もあった。引けにかけては株価指数先物に買い戻しも入り、下げ渋りの動きとなった。東証1部の出来高は30億6704万株。売買代金は2兆402億円。騰落銘柄数は値上がり771銘柄、値下がり851銘柄、変わらず125銘柄。
27日の東京外国為替市場のドル円相場は、米財政問題の不透明感や株価の軟調などが圧迫要因となり、伸び悩んだ。午後5時現在は1ドル=98円58~60銭と前日比32銭のドル安・円高だった。始まりは、レンジ圏の値動きにとどまったドル円相場の影響で、98円90銭前後で始まった。中盤は、日経平均株価の下落に連れ安となり、98円70銭前後まで値を下げた。後半も軟調な展開が続き、98円50銭前後まで下げた。終盤は少しばかり買い戻されたものの、米財政問題に対する警戒感から上値は重く、98円60銭前後で伸び悩んでいるようだ。市場では、9月の日銀短観や9月の米雇用統計、財政問題をめぐる米議会の結論などを来週に控え、上値を試しづらいという。ただ、26日発表の週間失業保険申請件数が改善したことから、米雇用統計が上振れる可能性もあるとも言う。
今日のトヨタはやや大きめに値を下げてこの2日間で上げた部分を吐き出した格好になった。三菱重工は小幅ながら続落、コマツも下げて引けている。
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