26日の日経平均株価は、政府の経済対策待ちや米国の財政問題など内外に見送り材料を抱えていることから様子見だったが、円が再び弱含んだことから後半は強調展開。前日比178円59銭高の1万4799円12銭と高値引けに反発したようだ。9月配当権利落ち分(市場推計80円程度)を即日で埋めた。後場寄りの買い一巡後はもみ合い。株価指数先物への買いを交えて引けにかけて一段高となった。日中値幅は388円60銭と、8月8日の474円49銭以来の大きさとなった。東証1部の出来高は30億4783万株。売買代金は2兆1534億円。騰落銘柄数は値上がり1043銘柄、値下がり546銘柄、変わらず104銘柄。
26日の東京外国為替市場のドル円相場は、法人減税に関する報道や外貨建て投資信託の設定などを受けて上昇した。午後5時現在は1ドル=98円90~93銭と前日比37銭のドル高・円安だった。始まりは、米財政問題に対する懸念からドル安が進み、98円40銭台で始まった。しかし、政府が法人減税の検討を早急に開始すると経済対策に明記する方向で調整に入ったと報じられると、99円10銭台まで買い進まれた。後半は、堅調な日経平均株価を受けてドル円も底堅くは推移したが、米財政問題の先行き不透明感が重しとなって、ドル買いムードは一服。終盤は、99円を挟んでもみ合う展開となっている。市場では、午前中の外貨買い・円売りは、本日中に予定されている200億円規模の外貨建て投資信託の設定の影響が大きいと言っているようだ。
今日のトヨタは手堅く値を上げている。三菱重工は小幅な下落だったがコマツは小幅ながら値を上げているようだ。
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