25日の日経平均株価は、前半のもみ合い相場が後半一気に崩れて大幅安となり、前日比112円08銭安の1万4620円53銭と3日続落し、安値引けだった。利益確定売りに上値が重く、引けにかけては円強含み推移とともに株価指数先物にまとまった売り物が出て、下げを主導した。東証1部の出来高は31億1293万株。売買代金は2兆2281億円。騰落銘柄数は値上がり623銘柄、値下がり1029銘柄、変わらず102銘柄。
25日の東京外国為替市場のドル円相場は、米株安を受けて下落して始まった後、米財政問題が意識され、上値重く推移した。午後5時現在は1ドル=98円53~54銭と前日比54銭のドル安・円高だった。始まりは、7月のS&Pケース・シラー住宅価格指数など米経済指標の低調を受けた株下落でドル安が進み、98円70銭台で始まった。その後は日経平均株価の軟調に押され、午前中に98円50銭台まで値を下げた。後半は、取引材料に乏しく狭い範囲で小動きの様子。米国の債務上限引き上げ問題に対する警戒感でドル円の上値は重いとの見方が聞かれた。終盤も方向感に欠ける展開が続き、98円台半ばを中心に推移している。市場では、日本は貿易赤字、米国は米債務上限問題に加え、米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長としてイエレン副議長の指名も10月上旬に控えているとされ、動きにくい相場のようだ。
今日のトヨタは何と小幅ながら値を上げている。寄らば大樹の陰と言うところだろうか。三菱重工は小幅な下落、コマツは大きく値を崩して引けたようだ。
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