24日の日経平均株価は、午前から売り優勢の模様だったが売り込むという状況ではなく、根強い買いが底を支え、前週末比9円81銭安の1万4732円61銭と小幅続落。円相場の伸び悩みもあり、株価指数先物買いを交えて午後2時52分には1万4767円72銭(前週末比25円30銭高)まで上昇した。引けにかけては利益確定売りにマイナス圏に押し戻されたが、小幅安にとどめた。東証1部の出来高は28億3389万株。売買代金は1兆9235億円。騰落銘柄数は値上がり847銘柄、値下がり807銘柄、変わらず99銘柄。
連休明け24日の東京外国為替市場のドル円相場は、朝方に下落して始まった後、欧州勢が参入する終盤に日米金利差拡大観測から戻り歩調となった。午後5時現在は1ドル=99円07~09銭と前週末比16銭のドル安・円高だった。始まりは、米量的緩和の必要性を強調したニューヨーク連銀総裁の発言を受けてドル安が進み、98円70銭台で始まった。午後に入ると、一時プラス圏に浮上した日経平均株価を眺めてドル円は次第に戻り歩調となり、欧州勢参入後は米長期金利が時間外取引で上昇したことを材料にさらに騰勢を強め、99円20銭近辺まで値を上げた。市場では、前週の米連邦公開市場委員会で米量的緩和の縮小が見送られたため、先行き不透明感が広がっているため、要人発言などで上下動しやすい神経質な相場になっていると言う見方があるようだ。また、米国の債務上限到達を前に、財政協議をめぐる米議会の動向が意識されているとも言う。
今日のトヨタは小幅な下落、ドルの伸び悩みが影響したのだろうか。三菱重工は大幅な下落、特に理由はないようだが。コマツも下落だがそれほど大きなものではなかった。
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