20日の日経平均株価は、前半の買いが後半は利益確定へと移り、円下げ渋りもあってか、前日比23円76銭安の1万4742円42銭と3日ぶりに反落。その後、円が再び弱含むにつれて下げ渋ったが、戻りは限定された。週末要因に加え、3連休や、22日のドイツ連邦議会(下院)選挙を控えていることもあり、ポジション整理売りの動きに上値を抑えられた。東証1部の出来高は34億4778万株。売買代金は2兆2732億円。騰落銘柄数は値上がり946銘柄、値下がり655銘柄、変わらず152銘柄。
 
20日の東京外国為替市場のドル円相場は、米経済の回復期待を受けて上昇した。午後5時現在は1ドル=99円23~24銭と前日比41銭のドル高・円安だった。始まりは、海外市場でドル買い・円売りが進んだことで、99円40銭前後で始まった。前半は株高を好感して99円50銭台を付ける場面もあったものの、利益確定の売りも出やすく、その後は99円台前半で推移した。後半に入ると、日経平均株価が軟調となったことでややドル売り・円買いが出たものの、米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和縮小の先送りを決定したことによる新興国経済への楽観的な見方が依然根強く、リスクオンのムードから下値は底堅かった。終盤は、99円台前半で推移している。市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて内外株価が底堅くなり、投機的なドル買い・円売りが続くとの見方があるようだ。一方、法人減税の行方など安倍政権の経済政策に対する注目度も引き続き高いとの声もある。
 
今日のトヨタは市場が下げたのをものともせずにしっかりと値を上げている。三菱重工も同様にしっかりだったが、コマツだけがやや値を落として引けている。
 
 
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