19日の日経平均株価は、前場の勢いがそのまま続き、アジア株高も追い風となって、前日比260円82銭高の1万4766円18銭と高値引けに大幅続伸。7月24日以来約2カ月ぶりに終値で1万4700円台に乗せた。しかし、中盤になると、円がやや強含む動きをみせたことから利益確定売りに上げ幅を縮小。株価指数先物売りを交えて、午後2時7分には同154円77銭高の1万4660円13銭まで伸び悩んだ。利益確定売り一巡後は引けにかけて再び強調展開となった。東証1部の出来高は37億4897万株。売買代金は2兆4147億円。騰落銘柄数は値上がり1544銘柄、値下がり160銘柄、変わらず49銘柄。
 
19日の東京外国為替市場のドル円相場は、堅調な株価を眺めて欧州勢の買いが先行し、1ドル=98円台後半と、朝方に比べると反発している。午後5時現在は98円82~84銭と前日比25銭のドル安・円高だった。FOMCでの米量的緩和縮小の見送り決定や米長期金利の低下で軟調地合いとなったドル円は午前9時すぎに98円30銭付近まで回復した。その後、98円を割り込む場面はあったが、午後には日経平均株価の底堅い動きを支援材料に98円50銭付近まで上昇した。株価が上げ幅を圧縮したことから、一時んだものの、午後4時以降は欧州勢の参入に伴ってドルの買い戻しが膨らみ、じり高の展開となっている。縮小緩和の見送り決定後、全面安で推移したドルだったが、売り一巡後は徐々に買い戻しの動きが入っている。バーナンキ議長が年内の縮小緩和開始の可能性については否定しなかったことから、市場では12月のFOMC会合で開始するとの期待が再び高まっており、下値を買い拾う投資家も多かったようだ。しかし、米議会で始まる債務上限問題の議論は難航必至とみられ、今回の先送りと相まってこれまでのようなドルの上げ潮ムードはいったん後退するという見方もある。堅調な日米株価がドル円の下支え要因となり下値は限定的になると予想されるが、上値は材料難から当面難しいという声もあるようだ。
 
 
今日のトヨタはドル下落にもかかわらずしっかり値を上げている。まあ、この会社なら間違いないだろうが。三菱重工は大幅な上昇、コマツもしっかりで今日はなかなかいい日だった。
 
 
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