宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))の新型ロケット「イプシロン」が14日午後2時、鹿児島県肝付町(きもつきちょう)の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられた。
機体は轟音(ごうおん)をあげて上昇、同3時1分に惑星観測用の望遠鏡を搭載した衛星「スプリントA」を分離、打ち上げは成功した。衛星の愛称は、発射場に近い岬の地名「火崎」にちなみ「ひさき」と命名された。日本の新型ロケットの打ち上げは、2001年の大型ロケット「H2A」以来、12年ぶりとなる。
イプシロンは、固体燃料で飛ぶロケットの最新機で、開発費は約205億円。今回の1号機は、性能確認などで打ち上げ費用が約53億円に上った。低コスト化を徹底し、15年度に打ち上げる予定の2号機以降は先代の「M(ミュー)5」ロケットの半分にあたる約38億円に抑える。
固体ロケットで打ち上げも自動化・省力化、コストも安い。日本は名実ともに大陸間弾道弾を手に入れたことになる。おそらく5年もあれば大陸間弾道弾を装備化するだろう。核弾頭もその程度で実用化できるだろう。弾頭に運搬手段、日本が核武装が必要と判断すればそれはもうすでに手が届くところにある。
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