11日後場の日経平均株価は、前半は買いが先行して値を上げたものの後半はやや過熱気味の市場に警戒感が出て利益確定に押され、前日比1円71銭高の1万4425円07銭とわずかながら3日続伸。東証1部の出来高は34億4316万株。売買代金は2兆2573億円。騰落銘柄数は値上がり758銘柄、値下がり883銘柄、変わらず112銘柄。
 
11日の東京外国為替市場のドル円相場は、シリア情勢への懸念が後退したことを受けて上昇し、一時1ドル=100円60銭前後と7月22日以来約1カ月半ぶりのドル高水準を付けた。その後はやや伸び悩んだが、前日比では堅調だった。午後5時現在は100円29~30銭と前日比23銭のドル高・円安だった。始まりは、シリアへの軍事介入が遠のいたとの見方からドル高が進み、100円20銭台で始まった。オバマ米大統領の軍事介入回避演説で一段高となり、午前中に100円50銭台まで値を上げた。後半は、一時100円60銭前後まで上昇したが、日経平均株価の上げ幅縮小を眺めてドル円も伸び悩んだ。終盤も利益確定売りが優勢となり、100円30銭前後でもみ合ったようだ。市場ではシリア情勢に対する切迫した危機感は和らいだが、米国は軍事介入の余地を残しているとして、問題の長期化を警戒する声も聞かれた。また、米国の量的金融緩和については9月から始まったとしても減額の規模は小さい。ドルは買われ、新興国通貨も下げ止まるだろうとの見方があるようだ。
 
 
今日もトヨタは堅調でしっかりとした値上がりを見せた。ドルが強いとやはり株価が上がるようだ。三菱重工は小幅な下落、コマツはこれもしっかりとした上昇だった。
 
 
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