9日の日経平均株価は、為替に振られる場面もあったものの東京オリンピック開催決定で経済波及効果が期待されることから関連株に買いが入るなどして前週末比344円42銭高の1万4205円23銭と急反発して取引を終了した。終値ベースで1万4200円台を回復するのは8月6日(1万4401円06銭)以来、約1カ月ぶり。東証1部の出来高は29億3756万株だった。売買代金は2兆1007億円で、SQ(特別清算指数)値の算出日を除くと8月8日以来となる2兆円台乗せとなった。騰落銘柄数は値上がり1624銘柄、値下がり94銘柄、変わらず35銘柄。
 
 
9日の東京外国為替市場のドル円相場は、夏季五輪の東京開催を好感してドル高基調で始まったが、その後は伸び悩んだ。午後5時現在は1ドル=99円57~58銭と前週末比01銭のドル高・円安だった。始まりは、2020年の東京五輪開催決定を受けてドル買いが先行し、100円前後に反発した。その後は4~6月期GDP(国内総生産)改定値が市場予想の下限にとどまったことからドルが売り戻され、99円50銭前後まで値を下げた。後半は、日経平均株価の堅調ぶりや8月の中国貿易統計を材料にしたクロス円の上昇に支えられてドルは99円70銭前後まで買われる場面も見られたが、全般として伸び悩む状態が続いた。終盤は米量的緩和の縮小時期に関する思惑が交錯し、99円40銭前後まで値を下げる場面も見られた。市場では8月の米雇用統計が市場予想を下回ったことに加え、シリア情勢も依然として意識されているとして、上値が重い展開が続くとの声が少なくない。ただ、17、18両日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に米量的緩和の縮小を見越して米金利が上昇すれば、ドル買い姿勢が強まるとの見方もあり、当面は神経質な値動きが続きそうだという。
 
 
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともにしっかりと値を伸ばしたが、中国のGDPが」良かったせいかコマツが一番元気が良かったようだ。オリンピックにはあまり関係のないトヨタが最も伸びが低かったようだ。
 
 
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