防衛省は9日、国籍不明の無人機1機が同日午前、沖縄県・尖閣諸島から北東約200キロまで接近したのを確認した、と発表した。航空自衛隊が戦闘機を緊急発進(スクランブル)させて対応し、領空侵犯はなかった。スクランブルで無人機を目視確認したのは初めてで、中国軍機とみられる。

周辺では、8日午前に中国軍のH6爆撃機2機が沖縄本島-宮古島間を通って東シナ海と太平洋を往復。8~9日にかけて中国海軍のフリゲート艦2隻が両島の間を太平洋から東シナ海へ抜けた。

日本政府の尖閣諸島国有化から11日で1年となるのを前に、中国軍が活動を活発化させている可能性もあり、小野寺五典防衛相は9日、「ここ数日、しっかりとした警戒監視が必要だ」と述べた。

中国軍機が両島間を抜けて太平洋に出たのは7月24日のY8早期警戒機が初めて。これまで爆撃機の通過は例がなく「また活動のレベルを高めた」(防衛省幹部)とみられる。
 
 
中国もあの手この手で揺さぶりをかけてくる。模型飛行機のような無人機にF15で対応していたら割に合わないだろう。搭乗員も疲労するだろうし。尖閣国有化1年、そう言えば去年の今頃はまだ民主党政権だった。海保も尖閣対応部隊を新設すると言う。この先いつまで続くか分からない子のせめぎ合いだが、冷静に淡々と対応しながら有事のためにしっかりと備えるべきだろう。
 
 
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