6日の日経平均株価は、為替が円高に振れたことから先物にまとまった売りが出て、前日比204円01銭安の1万3860円81銭と5日ぶり反落して取引を終了した。引けにかけて、下げ渋る場面がみられたが、終値ベースで3日ぶりに1万4000円台を割り込んだ。東証1部の出来高は22億3789万株、売買代金は1兆7092億円。騰落銘柄数は値上がり459銘柄、値下がり1159銘柄、変わらず135銘柄。
6日の東京外国為替市場のドル円相場は、株価が下落する中、米雇用統計の発表を控えて調整売りが優勢となり、反落した。午後5時現在は1ドル=99円56~56銭と前日比39銭のドル安・円高だった。始まりは、米経済指標の改善を受けてドル買いが進み、100円10銭台で始まった。中盤は、日経平均株価が下落に転じたことで99円70銭前後まで売り進まれた。後半は今夜発表される8月の米雇用統計を前に取引が控えられる中、中間決算期末を迎える輸出企業などが利益確定のためのドル売り・円買いの動きが出たことなどから、上値は重かった。シリア情勢の不透明感も依然として市場にはくすぶっている。欧州勢が参加し始める時間帯には、99円50銭台まで売り進められるた。市場では米雇用統計に関して非農業部門就業者数が18万人増と予想しており、改善が織り込まれつつあるとみられている。また、2020年夏季五輪の開催地選考で東京が劣勢とみられ、警戒感が出ているという。
今日はドルが下げたせいか、トヨタはそこそこ下落して引けている。まあ、やむを得ないだろう。三菱重工は小幅ながら値を上げて引けている。コマツはこれもやや値を下げているようだ。
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