30日の日経平均株価は、ドル高傾向で株価も回復傾向だったが、その後は売りが先行して値を崩し、前日比70円85銭安の1万3388円86銭と反落。終値での1万3400円台割れは、28日以来2日ぶり。月末のドッレシング(お化粧)買い期待が下支え要因として意識される一方、シリア情勢などの先行き不透明感や週末事情から、ポジション調整売りの動きが指摘された。東証1部の出来高は22億2070万株。売買代金は1兆9703億円。騰落銘柄数は値上がり277銘柄、値下がり1393銘柄、変わらず83銘柄。
30日の東京外国為替市場のドル円相場は、米国によるシリアへの軍事介入問題が意識される中、国内株価の軟調を受けてドルが反落した。午後5時現在は1ドル=98円04~05銭と前日比10銭のドル安・円高だった。始まりは、4~6月期の米GDP改定値の上方修正を受けてドル高が進んだ海外の流れを引き継いで始まり、一時98円台半ばまで強含んだが、朝高の日経平均株価がマイナスに転じたのを横目にその後は伸び悩み、午後も上値が重い展開が続いた。シリア情勢が依然として意識されていることに加え、来週に重要指標を控えていることから様子見ムードも強く、終盤も97円80銭台まで弱含んだ。市場では月末の円転需要も見られたとして、外貨建て資産を売却して円を買う動きがドル安要因になったとの指摘があった。また、一時期上昇していた米長期金利が低下基調に転じていることから、ドル買いに弾みがつきにくくなっているとの声も聞かれた。
トヨタは大きく値を落として6千円台を割り込んだ。せっかく守っていた6千円台だが、遂に割ってしまった。三菱重工、コマツも値を落として引けている。
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