中国紙・環球時報は29日、麻生太郎副総理兼財務相が釣魚島(日本名:尖閣諸島)問題に絡み、「戦う覚悟がなければ、自分の国を守れない」と強調したと報じた。
記事によると、麻生氏は27日の横浜での講演で、中国公船が釣魚島(尖閣諸島)周辺海域で行う巡航と法の執行に関し、「海自をもって尖閣を守る意思を明確に伝える。増強は避けて通れない」と述べ、「戦う覚悟がなければ、自分の国を守れない」と強調した。
記事はこのほか、外務省が27日、総額6843億円となる2014年度予算の概算要求案を自民党外交部会に提示し、そのうち、釣魚島(尖閣諸島)、竹島(韓国名:独島)、北方領土が日本領であることを対外的に宣伝するための領土保全対策費として10億円が要求されたと伝えた。
敢えて進んで戦争をする必要はないが、急迫不正の侵攻を受けた際は戦って侵攻軍を排除し、自国の領土を守ると言うことも必要だろう。その意味では麻生副総理の言い分は正しいと言えるだろう。しかし、財政難の中、自衛隊の増強はなかなか厳しいだろう。もしもそれを行うとすれば社会保障との交換と言うことにならざるを得ないだろう。そうした意味でも日本人には戦う覚悟が必要になるかもしれない。
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