静岡県の川勝平太知事は28日、県庁内で在日米軍の幹部と会談し、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの安全性を確かめるため、訓練で日本人パイロットに操縦させるよう申し入れた。在日米軍も参加した同日の県図上防災訓練の後、同知事が記者団に明らかにした。
知事は、森本敏前防衛相が昨夏オスプレイに試乗したのを念頭に、操縦せずに安全性をアピールすることを「稚拙な対応」と批判。「こうしたことをいくら重ねても安全性への認識は深まらない。唯一深まる方法は日本人が自ら訓練に参加することだ」と強調した。陸上自衛隊出身の元パイロットが県職員として在籍していることから、米軍側にはこの職員が訓練に参加する準備もあると伝えたという。
知事はこれまでも自衛隊パイロットにオスプレイを操縦させるべきだとの持論を展開しているが、「導入に賛成しているのではない。安全の説明が根拠薄弱なので一つの方法を提案しただけだ」と補足した。
そんなに簡単に操縦できるのかな、新しい概念で作られた機種を。自衛隊のパイロットと言ってもヘリのパイロットだろう。オスプレイを操縦するにはそれなりの慣熟訓練が必要なんではないだろうか。いきなり乗って飛べるものでもないだろう。人命を重んずることは世界でも有数の米軍のことだからそんなに危ない機体を正式に採用して兵員を載せたりはしないだろう。所詮は人が作った機械だから完璧と言うことはない。それはすべての機械に言えることだろう。あまりとんでもないことを言って軍事音痴と言われないようにした方が良いんじゃないか。
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