23日の日経平均株価は、円安基調と世界経済に対する回復期待で株が買われ、前日比295円38銭高の1万3660円55銭と大幅反発。終値での1万3600円台は、19日(1万3758円13銭)以来の高値水準となる。後半はやや息切れしたのか、円安一服や、週末要因から、ポジション整理の動きとなり、上げ幅を縮小した。後場の中国株式市場で、上海総合指数が下げに転じたことも重しとなったもよう。東証1部の出来高は22億5529万株。売買代金は1兆8775億円。騰落銘柄数は値上がり1357銘柄、値下がり286銘柄、変わらず109銘柄。
23日の東京外国為替市場のドル円相場は、投資家のリスク回避姿勢が一服し上昇、5日以来約2週間半ぶりとなる1ドル=99円台を付けた。午後は株価が上げ幅を縮めるにつれ、伸び悩んだ。午後5時現在は99円00~02銭と前日比79銭のドル高・円安。始まりは、7月の米景気先行指数が事前の市場予想を上回り、ドル高が進んだ海外の流れを引き継ぎ、98円80銭台で始まった。中盤は株価と連動してさらにドル高となり、午前中に99円10銭まで上昇した。後半は、日経平均の推移を眺めてもみ合う展開となり、一時99円10銭前後まで上伸したものの、上海株がマイナスに転じたことから伸び悩んだ。終盤は方向感に欠ける展開となり、99円を挟んだ狭い範囲で売買が交錯している。
今日はさすがにトヨタ、三菱重工、コマツともに大きく値を伸ばしている。結構なことだが株価自体はどうも落ち着かないようだ。政策やムードではなく実体経済が回復して来ないといけないようだ。
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