19日の日経平均株価は、ドル円相場がこう着する中、先物に買いが入って、前週末比108円02銭高の1万3758円13銭と3日ぶりに反発した。東証1部の出来高は14億4356万株で前週12日の17億7744万株に届かなかった。売買代金は1兆2566億円で同じく12日の1兆5971万円を下回り、いずれも今年最低を記録した。出来高は12年11月14日(13億8815万株)、売買代金は同12月25日(1兆1532万円)以来の水準に低下した。騰落銘柄数は値上がり1101銘柄、値下がり493銘柄、変わらず156銘柄。
 
19日の東京外国為替市場のドル円相場は、日本の貿易赤字拡大や国内株価の上伸を受けてドルが上昇したものの、手掛かり材料難から全般的に様子見気分が強く、上値は重かった。午後5時現在は1ドル=97円60~62銭と前週末比26銭のドル高・円安だった。始まりは、7月の貿易赤字が1兆円に膨らんだことを受けてドル高・円安が進み、97円80銭台まで強含んだ。中盤は軟調な日経平均株価を背景に売られ、97円30銭台まで下落したものの、後半は日経平均株価の堅調推移を映して再び97円台後半まで買い戻された。ただ、全般的には材料に乏しく、様子見ムードに支配されて、朝方の高値は抜けなかった。盆休みが終わり市場参加者もマーケットに戻りつつあるが、実需の売買は盛り上がっておらず、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨や主要な米経済統計の発表がある21日までは、ポジションを傾けづらいという声が多かった。
 
 
今日は小幅ながらトヨタ、三菱重工、コマツともに値を上げて引けているのは結構なことだ。堅調な株価の維持を祈りたいがどうなることだろうか。当面は1万4千円を巡る攻防だろうか。
 
 
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