16日の日経平均株価は、円相場が下げ、中国市場も堅調だったことから値を上げたが、午後に中国市場が値を崩し、円も下げ渋ったことから反落して前日比102円83銭安の1万3650円11銭と続落。終値での1万3700円割れは、12日(1万3519円43銭)以来の安値水準となる。東証1部の出来高は18億7447万株。売買代金は1兆6246億円。騰落銘柄数は値上がり426銘柄、値下がり1184銘柄、変わらず143銘柄。
16日の東京外国為替市場のドル円相場は、米経済指標の悪化を受けてドルが売られ、軟調に推移した。全般は株価の動向をにらんだ展開となった。午後5時現在は1ドル=97円34~38銭と前日比56銭のドル安・円高だった。始まりは、8月のフィラデルフィア連銀景況指数など低調な米指標を背景にドル安が進んだことから、97円10銭前後で始まった。中盤は日経平均株価の下げ幅縮小を眺めて買い優勢となり、午前中に97円50銭近くまで値を上げた。後半は株価を眺めて神経質な展開。上海株の底堅さから一時97円70銭台まで強含んだが、その後は伸び悩んだ。終盤は夏季休暇シーズンとあって目立ったフローはなく、上海株の下げにつれて97円台前半に水準を切り下げた。
米指標は低調だったものの、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に量的緩和の縮小を始めるとの見方は変わらないとの見方が多いようだ。ただ、方向感が出るのは、市場参加者が休み明けで戻ってくる来週以降になるとみられている。
米指標は低調だったものの、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に量的緩和の縮小を始めるとの見方は変わらないとの見方が多いようだ。ただ、方向感が出るのは、市場参加者が休み明けで戻ってくる来週以降になるとみられている。
今日のトヨタは小幅な下落、ドルの下げがそれほど大きくなかったせいだろうか。三菱重工も小幅な下落だったが、中国頼みのコマツが最も下げ幅が大きかったようだ。
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