14日の日経平均株価は、円が下げ渋ったために上値が重く下げ幅を広げたが、その後為替が円安に振れたことから切り返し、前日比183円16銭高の1万4050円16銭と続伸し、連日の高値引けだった。終値での1万4000円台は、6日(1万4401円06銭)以来の高値水準となる。引けにかけて先物主導で買われ、一段高となった。東証1部の出来高は22億2673万株。売買代金は1兆8793億円。騰落銘柄数は値上がり1363銘柄、値下がり296銘柄、変わらず93銘柄。
14日の東京外国為替市場のドル円相場は、株高や欧州の景気改善期待を背景に上昇した後、欧州勢参入後は様子見姿勢が強まり伸び悩んでいる。午後5時現在は1ドル=98円17~18銭と前日比47銭のドル高・円安だった。始まりは、7月の米小売売上高の底堅さを受けてドル高が進み、98円10銭台で始まった。中盤は輸入企業のドル買いで強含み。午前中は日経平均株価が軟調に推移したことから上値が重い展開となった。後半は、株安を眺めて利益確定のドル売りが出て、97円80銭台まで下落。その後は株価がプラス圏に浮上したことに加え、4~6月期の仏GDP(国内総生産)が事前の市場予想を上回ったことからユーロが買われ、ドル円も連れ高となり98円半ばまで値を伸ばした。終盤は経済指標の発表を控え、98円台前半でもみ合っているようだ。
今日のトヨタはドルが値を伸ばして堅実に値を上げている。三菱重工も堅く値を伸ばしているが、コマツだけがやや値を落として引けている。
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