2013年8月12日、香港誌・亜洲週刊の最新号は、「日本の準空母『いずも』は中国人民解放軍に対抗」と題した、台湾の国際関係学者で東アジア統合研究財団の会長・蔡翼(ツァイ・イー)氏の記事を掲載した。環球時報(電子版)が伝えた。

8月6日、日本の海上自衛隊の22DDH型ヘリコプター搭載空母「いずも」が横浜で進水した。ここ数年、日本の海上自衛隊の新整備計画「八八艦隊」は質的向上が顕著になった。「金剛」「愛宕」「イージス」クラスの駆逐艦のほかに、日本は独自に開発した19DDや「高波」クラスの駆逐艦も所有している。

現在、海上自衛隊が22DDH型準空母を有したことで、潜水攻撃も可能になった。日本の「八八艦隊」はすでに空母戦闘群の主戦力であり、その実力を決してあなどってはならない。自衛隊と中国人民解放軍ではハード面やソフト面の装備に大きな開きがある。さらに人民解放軍は実践経験に乏しいため、実際に戦闘が始まれば日本軍の勝算はかなり大きくなる。人民解放軍は今後、日米との軍事衝突をできるだけ避ける道を選んでもらいたい。
 
 
概ね妥当な意見だろう。現時点では質的には海自が中国を大きくリードしているだろう。量的には中国が海自を凌駕しているが尖閣諸島の武力衝突にすべての海上兵力をつぎ込めるわけではないのでその辺りは割り引いて考えるべきだろう。ただどちらが勝つか負けるかよりも戦えば双方に戦死者が出るのだからその点を考慮して軍事衝突は避けるべきだろう。
 
 
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