9日の日経平均株価は、円が主要外貨に対して頑張ったことから、前日比9円63銭高の1万3615円19銭と3日ぶりに小反発。今日算出された日経平均ミニ先物・オプション8月物のSQ(特別清算指数)確定値1万3640円03銭を下回った。午後に発表された7月中国鉱工業生産が市場予想を上回るなど一部経済指標の改善を受け、中国・上海総合指数が切り返したほか、円が伸び悩んだことで、引けにかけてプラス圏に引き戻したが、上値は重かった。東証1部の出来高は22億1414万株。売買代金は2兆309億円。騰落銘柄数は値上がり743銘柄、値下がり862銘柄、変わらず148銘柄。
9日の東京外国為替市場のドル円相場は、株価の下げ止まりや中国生産統計の好調などが下支え要因となり、小幅高となった。午後5時現在は1ドル=96円64~68銭と前日比41銭のドル高・円安だった。始まりは米株価の上昇を手掛かりにドル高が進み、96円70銭台で始まった。中盤は97円に迫る勢いを見せたが、その後は伸び悩み、午前中は96円半ば近辺でもみ合う展開が続いた。後半は、一時96円30銭台まで値を下げたが、7月の中国鉱工業生産が予想外に強い内容だったことからクロス円が上昇し、ドル円も連れ高となった。終盤にもドルは強含み、一時96円80銭前後まで値を上げる場面が見られた。市場では株価見合いの動きが続いている。日経平均株価の方向感が乏しい中、ドル円も動きにくいとして、リスクセンチメントを見極めたいとの指摘があった。また、97円前後では輸出企業の円買いが意識されており、ドル円の上値は重いという声も聞かれた。
今日はトヨタ、三菱重工は小幅高、コマツは中国の景気好転でやや高値となったようだ。小幅高でも下げるよりはずっとましだが、・・・。
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