25日の日経平均株価は、買い材料不足で上値が重いところに円が強含んだことなどで、前日比168円35銭安の1万4562円93銭と続落。午後1時30分に14年3月期第1四半期決算と通期予想を発表した信越化が下落したことも嫌気された。株価指数先物への売りも交え、午後2時5分には前日比198円07銭安の1万4533円21銭まで下落した。東証1部の出来高は22億2707万株。売買代金は2兆673億円。騰落銘柄数は値上がり305銘柄、値下がり1350銘柄、変わらず99銘柄。
25日の東京外国為替市場のドル円相場は、手掛かり材料に乏しく終日小動きとなった。欧州勢参入後も動意薄の展開が続いている。午後5時現在は1ドル=99円97~99銭と前日比05銭のドル高・円安だった。始まりは、7月のユーロ圏購買担当者景況指数(PMI)や6月の米新築住宅販売件数の改善を受けて米長期金利が上昇、ドル高が進み、100円40銭前後で始まった。その後は日経平均株価の軟調を受けて伸び悩んだが、中盤は輸入企業のドル買いに支えられ、午前中は100円台を維持した。後半は、株が下げて利益確定売りが強まり、一時99円80銭前後まで下落。それでも一段と売り進まれるような雰囲気はなく、欧州勢が参加し始める時間帯も狭い範囲での値動きが続いている。市場では米量的緩和の縮小方針で米金利は上昇しやすいため、ドルは底堅い展開が続くとの声が聞かれる。ただ、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)や7月の米雇用統計発表を控え、様子見姿勢も強いとして、当面は100円を挟んだレンジ圏での取引が続くようだ。
今日のトヨタはドルの上値が重いことに嫌気されたのかやや大きく値を下げて引けている。三菱重工は相変わらず売られ、コマツも今日はしっかりと値を下げているようだ。
日本ブログ村へ(↓)