23日の日経平均株価は、一度上げた株価が利益確定に押されて傾き、その後、また盛り返して、前日比120円47銭高の1万4778円51銭と続伸。終値での1万4700円台は18日(1万4808円50銭)以来の高値水準となる。市場では手掛かり材料に乏しいなか、海外投資家による主力株買いが指摘された。東証1部の出来高は23億6155万株。売買代金は2兆864億円。騰落銘柄数は値上がり1041銘柄、値下がり573銘柄、変わらず139銘柄。
 
23日の東京外国為替市場のドル円相場は、前日の米住宅関連指標が弱かったことを背景に下落した。午後5時現在は1ドル=99円46~50銭と前日比53銭のドル安・円高だった。始まりは、6月の米中古住宅販売が弱い内容となり、米長期金利が低下したことからドル売り・円買いが進み、99円30銭台に下落したが、日経平均株価や中国株などが堅調に推移したため、売りも一服して若干持ち直し、午前中は99円台半ばで推移した。後半は、株価は堅調だったものの、参院選終了後の材料の出尽くし感から上値の重い状態が続いた。市場では、夏休みシーズンとなり、ドルの持ち高を圧縮して利益を確定させる動きが出たと見ているようだ。米量的緩和策第3弾(QE3)の縮小観測が落ち着き、参院選が終了するなどして、今後しばらくは米経済指標や株価の動向に左右される展開となるという。
 
 
今日のトヨタはドルの上値が重かったせいか小幅な下落で引けている。三菱重工は米国での原発訴訟が響いて600円割れ、コマツだけが小幅ながら上昇して引けている。
 
 
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