中国語情報サイトの日本新聞網が12日、「日本はなぜまだ中国海軍をばかにするのか」と題した記事を公開し、現在の日本人の目線で中国海軍について分析した。「過去の中国と日本との交戦の歴史により、日本人は今も中国海軍の力を軽く見ている」というものだ。

しかし中国はすでに初の空母を保有しており、この空母「遼寧」を中心とした艦隊が釣魚島(日本語名称:尖閣諸島)を襲撃すれば、日本は容易に撃沈される。こうした状況があるにもかかわらず、なぜ日本は今も中国海軍の力を軽く見るのか。中国・新浪軍事が16日、分析記事を掲載した。

記事の主な内容は以下のようなものだ。

日本では「海上自衛隊の艦隊の数は中国海軍に及ばないが、質では勝っており、日本はこれまで海での戦いで中国に負けたことがない。今後も負けることはない」と考えられている。

しかし中国海軍は自力で技術を進歩させ、空軍などの力強い支援もあるため、負けるとは限らない。近年は次々と新型の軍艦を就役させており、日本が誇ってきた技術力を打ち崩すことが可能だ。
 
当面は海事有利は揺るがないだろう。しかし、向こうも金に任せて次々と新型艦を送り出すのだから質的な優位もそう長くは続かないだろう。最も中国経済が何時までも上昇するわけでもないので崩壊すれば軍事どころか政権が崩壊するだろう。まあ軍拡競争と言うのは勝者のないロシアンルーレットのようなものだ。いい加減なところで妥協するしかないのだろうが、日本と言うガス抜き剤を失っても中国は政権が傾くかも知れない。どちらも危うい綱渡りだが、中国の方が分が悪いのかもしれない。
 
 
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